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非抜歯矯正 + CR(ダイレクトボンディング)


矯正治療・咬合治療をして その方にとって最も適正な位置に歯を誘導しても、もともと先天的に欠損があったり、治療開始する年齢までの噛み合せにより、歯がすり減ってしまっていたりすることがあります。

 

そうなると、いかに適正な位置と思われるところに歯が落ち着いても、審美的に、とか、噛み合せ的に不完全な結果となり得ます。

 

そんなときには、矯正治療が完了してからCRで歯を作ったり、すり減ったところを盛り足したりすることにより、より美しい状態にしあげるようにしています。

 

 

 


治療開始時 

2011.01.24

 

噛み合せが気になるということで来院されました。

親知らず以外抜歯せず、MEAWワイヤーにより、矯正治療を開始しました。

▼ ▼ ▼

2015.10.16

矯正が終了した時点で、先天的に2本欠損があった場所にCRで歯を作りました。(2015.10.16)

これは、インプラントでも、ブリッジでもなく、1番近いイメージはネイルです。

歯科用レジン(プラスティック素材)を光で固めるのですが、光の反射などを考慮し、陰影をつけることにより、より自然は歯に見えます。


どの歯が作られた歯かおわかりいただけますか?

下の治療開始時(2011.01.24)と終了時(2015.10.16)を見比べてていただくと分かるとおり、先天的な欠損があった上の前歯のところに、欠損している2本分の隙間が出来ました。

そこは、インプラントをお考えでしたが、あえてインプラントをうつよりCRをおすすめしました。


2011.01.24 →  2015.10.16 (CRをする前の状態)

同日の右から見たところ

同日の左から見たところ

同日の上の歯

同日の下の歯


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