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往診(訪問歯科)

往診(訪問歯科)

ご家族で当院に来院されていた患者さんが入院され、往診の依頼をいただき、入院先の病院へ定期的にうかがっています。
往診について、この日同行した歯科衛生士2人の往診に対する気持ちや心構えを聞いてみました。

歯科衛生士 わたなべ

までメインテナンスに来ていただいている患者さんをずっとケアしていきたいという先生と私達の思いのもとご自宅や病院、施設に機材や道具を持って往診へ行きます!

楽しくお話したり一生美味しくお口から食べられるようにまた、誤嚥性肺炎にならないように私たちも勉強し一生懸命ケアに努めています。

加齢と共に体力の低下やご病気やお怪我などで体力が低下してしまい今まで通りにお食事ができなくなってしまった方もお口を清潔に保ちリハビリやトレーニングをして食べることの幸せを感じていただきたいと強く思っています。

美味しく食べれるって本当に幸せなことですよね!!

患者の回復が少しでもみられるともっとがんばるぞっ!と思えます。

笑顔にいつも癒されながらお仕事させていただいてます

歯科衛生士 おかむら

長年にわたりメンテナンスで通院頂いていた患者さんの往診にいきました。ご家族からの希望で口腔ケアお願いしたいとのことで、入院されている病院と連携し口腔ケアに入らせていただいています。

お口の状況を、ドクターに確認してもらい口腔ケアをおこなってまいります

粘膜や歯の清掃、また入院期間中口腔機能の衰えを防ぐためマッサージ、リハビリテーションをおこないます。お口を触ることで筋肉の緊張状態、唇や舌の動きなど、今後の患者さんの食を支えられるよう評価していきます。

担当看護師さんへ、現状の全身状態や口腔機能について情報共有し患者さんをお口の中から全身の健康をサポートしています。

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往診(訪問歯科診療)@小規模多機能ホームアクア

 

 

 

いつも訪問歯科診療でうかがっている

 小規模多機能ホームアクアさんで

 入所者さんへ 

 お口のお手入れについて

 スタッフ皆でお話しにいきました

入所者さんへの 説明は、興味を持ってもらえるように

かさぎ さんと よしだ さんが、 

工夫を凝らして 動画を作ってくれました。

再生には、 字幕をオンにしてご覧ください。


2016年4月よりアクアさんでの往診がスタートしました。

以下 実際の現場から わたなべ(うえの)さんにレポートしてもらいます。


 

今年の4月から

ふなつデンタルクリニックから車で1分のところにある小規模多機能ホームアクアさんにて、訪問診療を開始しました(^^)

施設長さんもスタッフの皆さんもとても素敵な方たちで、とっても暖かい施設です。

いつも優しく迎えていただいています。

 

週3日程お昼休みの時間に行っています(医院での2時からのご予約の患者さんにご迷惑をおかけしてしまうこともたびたびあり、 申し訳ありません(;^_^A)

院長の

●誤嚥性肺炎をなくしたい。

●メインテナンスに来られている患者さんが医院まで来れなくなってもいつまでもメインテナンスのご要望にお応えしていきたい。

 

 

という思いを受けてスタッフ一同で頑張っています!

 

普段の診療とは全然違う状況での仕事で最初は心配な気持ちもあったので院長と色々な講演会やセミナーに参加したり、訪問歯科専門の歯科医院さんに見学に行ったり、また本や教科書を読んだりして勉強し、知識を増やしました。

 

勉強したとは言っても実際の現場は知識だけでは成り立たないことがたくさんあります。 そこは院長、スタッフ皆で話しあい工夫しながら診療しています。


 

ーーー往診に行って初めての患者さん、Sさんのエピソードーーー

                (写真はSさんではありません)

 

Sさんは、歯がグラグラで抜歯して入れ歯を作る予定でしたので、その準備をしていざアクアへ

 

「Sさん こんにちはー!今日は抜歯ですねー」

「グラグラなのですぐ抜けますよ!では麻酔しますねー」

と言って麻酔をすると、突然Sさんがガクッと項垂れて頭を上げられません。

「Sさん! Sさん! 大丈夫ですか!?」

院長も私もビックリして焦りました!

院長が脈をとると正常だったようで

「Sさん、Sさん、大丈夫ですよね?」と院長が声をかけるとムクッと起き上がられて

「あんた痛いじゃなかね! もっと優しくせなん!!」とSさん。

 

97歳のおちゃめなSさんに 1本とられました。

Sさんは頭の回転が速く私は口では敵いません。お身体も元気でシャキシャキと歩くどころか走られたりもします。

 

そんなSさん、麻酔が痛かったことで 気絶したふりをして私たちを脅かすことによってその痛さを訴えたかったようなのです。(;・∀・) 本当にびっくりしました。

 

 

この出来事のおかげで大切なことにきづくことができました。

 

コミュニケーションの大切さです。

 

医院ではいつも患者さんと時間をかけて良くお話ししてコミュニケーションを深めるように心がけていますが、このときは初めての往診で、緊張してしまって診療の手順のことに気を取られて、コミュニケーションをとることがおろそかになっていました。

 

やはり、良くお話をしてコミュニケーションを深めて不安や緊張を和らげてから処置に入らないと、ご高齢の方は体の変化につながりやすいので普段以上にお話しする時間を大切にコミュニケーションをとっていこうと思いました。

 

それからは、お1人ずつの時間をゆっくりとって、まずお話しから始めてケアや治療に取り組むようにしています。

子供の頃のお話、ご家族のお話、好きなもののお話、食べたごはんのお話、お身体のお話などいろんなお話をしています。

今では、口腔ケアよりお話のほうが長いかたもたくさんいらっしゃいます(^^)

 

 

 

ありがたいことに、利用者さんから

 

「先生にお会いするのを楽しみにしてたんですよ」

「わざわざ病院に行かなくても来てもらえるから助かります」

「今日もみてもらえますか?」

「歯を治してもらってお肉が食べられるようになったですよ」

などのお声をたくさんいただいています。

 

私たちもお会いできるのを楽しみに訪問しています。

 

 


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